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トラックドライバー高齢化問題 労働環境改善に必要なもの

 

 

全産業平均に比べて、トラックドライバーの高齢化率は高くなっています

 

50代以上が多くなっており、若年労働者を補充して行かない限り、トラックドライバーは今後20年しないうちにかなり減少していくことが予想されます

 

 

この問題を解決するためには、環境改善しかないです

 

せめて、消費者も意識を変えるために、「送料無料」表記を撤廃することから始めたらどうか、と思います

 

 

 

 日本の陸上輸送を支えているのはトラック

国土交通省HPより

http://www.mlit.go.jp/common/001173035.pdf

 

海運と並び、トラックは物流輸送を支えています

物流の半分は、トラックによるものです

 

特に、陸上輸送においては、鉄道を大きく引き離しています。もしトラックがなかったら、物流はストップしてしまうことになります

 

トラックドライバーの賃金

国土交通省HPより

http://www.mlit.go.jp/common/001173035.pdf

 

 

グラフを見ると、長時間労働なのに賃金が低い、となります

 

おまけに、ずっとトラックに乗りっぱなし、荷物の搬入、搬出まで行う場合もあり、体力勝負

 

キツイ仕事、といえます

 

 

トラックドライバーのなり手が減っている

国土交通省HPより

http://www.mlit.go.jp/common/001173035.pdf

 

なんと、30歳未満が極端に少ない!

 

トラックドライバーになりたい若者が減っていることになります

 

労働環境が改善されない限り、若者がトラックドライバーになりたいと思う割合は少ないままだと言わざるを得ないと思います

 

人口がますます減っていく中で、トラックドライバーを確保できないと、いくら商取引が活発になっても物が実際に届かなくなってしまいます…

 

まずは賃金を上げ、労働時間を少なくしないといけません

 

陸上輸送を阻む外的要因

物流を妨げる要因として、トラックドライバーの減少のほかに、

  • 災害による道路インフラの寸断
  • 輸送件数の減少
  • その他経営環境の悪化による事業者数の減少
  • 政府による規制(環境規制など)

が挙げられます

 

自然災害は防げないものもありますが、割とコントロールできそうなのは政府による規制です

また、経営に関することは、やはり収益が上がってこそ解決できる部分があると思われます

 

 

 自動運転との関係

人手不足の解消と効率的な輸送の実現のため、自動運転を導入しようとする動きがあります
これは、高速道路を隊列を組んで自動運転車が走る、というものを目指しているようです

 

確かに、実現できれば人手不足の解消になるでしょうが、コストや事故の不安、事故の際の責任問題をどうするかまでを解決できないと、導入は難しいです

 

まだまだ実現は先になるでしょう

 

 

ドライバーは外国人労働者では賄えない仕事

 

残念ながら、日本語の壁が立ちはだかっています

 

日本の道路を走るためには、

  • 日本語が最低限読める必要性(読めないと、道路標識や看板が読めない)
  • 日本車は右ハンドル、海外は左ハンドルが多い
  • 運転には免許が必要

 

なので、

 

誰でもできるわけではなさそうです

 

少なくとも、外国人労働者は入れることが難しい業界です

 

 

だったら、人手不足はどうやって解決します?

経営環境を改善することしかない、と思うのですが…

 

 

 運送料への考え方

 

通販を利用するにしても、運送料は少ない方がいいのは消費者の心理ですが、あんまり少なすぎると逆に運送業界を圧迫し、それが消費者を圧迫することに繋がってしまう

 

なので、適正な価格で送料を支払っていかないといけないことになる

 

 

ここのところをきちんと覚えておかないといけません

 

また、トラックに乗っていると、必ず腰などを痛めます

一歩間違えば大事故につながるし、人だって死んでしまうかもしれない

荷下ろし作業をする場合もあるし、長時間運転するのは当たり前、

 

 

かなり体力勝負ですね

 

 

これで給料が安かったら、人が集まらなくても仕方ない面があります

ですが、トラックドライバーがいなければ、物が届きません

 

 

消費者には物が届くまでの過程は目に見えません

 

当然、いくつものリレーがあって、やっと手元に荷物が届くのですが、その間の苦労は全く一般消費者には見えないし、直に感謝されることもないです

 

 

せめて、

 

「届いて当たり前」と思うのではなく「届いた、ありがとう!」と思えればいいのですが…

 

消費者、あるいは発注側が、意識を変えていかないと、トラックドライバーも増えていかないです

 

 

 「送料無料」本当にそれでいいの?

 

適正価格を払っていく、と考えた場合、「送料無料」という表記は、「送料って無料のものなんだ」という間違った意識を消費者に植え付けることになったような気がしてなりません

 

きちんとコストとして払わないと、いずれ回り回って自分たちが困ってしまうことになります

 

売り上げが上がらない、経営悪化、労働環境悪化、若者がドライバーになりたがらない、送料値上げ

 

となるのは見え見えです

 

社会としてコスト意識を持ちながら物流輸送について考えていくためにも、最低限、送料はタダ、というキャッチコピーは、使わない方向でいくべきだと思うのですが…

 

 

その上で、払うべき費用は必要なものとして払っていく、そんな当たり前のことをしていくしかない

 

そうしないと、自分たちの首を締めることになる

 

 

だた、社会全体でそれに気がついていない…

 

 

皆さんはどう思われますか?

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