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自動車の未来(消費者にはありがたいが、国家にはありがたくない話)

2020年1月12日

今後の自動車のトレンドは

  •  自動運転
  •  電動化
  •  所有から共有

となるのが確実です。

その影響として、一時的にはとてつもない混乱と影響が出ることが予想されます。

その中で、弱点を克服することができれば、長期的には好ましい変化が起こることが予想されます。

今後、自動車が世の中に及ぼす影響(予想)

初期

  • ガソリンスタンドが減る
  • 石油メーカーが淘汰される
  • 自動車メーカーが再編される
  • 雇用が減る
  • 税収が減る
  • 駐車場が減る
  • その他、メンテナンスに関わる仕事が要らなくなる
  • 税収減で道路補修が出来なくなる

中期

  • 共有経済に向けた車のあり方が出来上がる
  • 関連サービスが成長する
  • 雇用が生まれる
  • 事故が減る
  • 税収が増える

最終的に

  • 車社会が便利になる
  • ただし、今ある自動車産業の多くは転換を迫られる
  • 資源や時間やお金の節約につながる
  • 今ある形の車を運転できない人が増える

おそらくですが、今後、車を運転できない人がもっと増えるでしょう。

それは、今の形の車を前提とした世の中にとっては大きな損失です。

ただ、未来においては(どのようになる、と確実には言えませんが)車を運転できないことは、馬車を操作できないのと同じ、になる可能性もあります

そして、将来、自動車の運転は一部の専門家のためのものか、乗馬のように趣味の世界のものになります

  • 公道を走るオートレース
  • 軍事
  • 資源採石や土木工事
  • 農林漁業
  • 運送業

こういった職業にとっては、運転免許が必要となり続けるでしょうが、それ以外は基本的に要らなくなるかもしれません。

今よりぐっと運転免許が必要な人が減る、ということは、当然、自動車教習所も相当減っていくはずです。

こうした変化によって期待できるものとしては、

  • 車の維持費の削減
  • 土地の有効活用
  • 新しい自動車関連サービスの向上

でしょう。

一方で、問題があるとすれば、道路インフラが一度破壊されると、影響が甚大になることです。

自動運転が可能になるレベルまで道路が復旧する間、生活の全てがストップしかねません。

対策としては、

無駄を承知で代替手段を考えておくべきだ

ということです。

  • 社会として 赤字でもバス路線など公共交通網の維持
    • 自動車教習従事者、自動車整備士の一定数の保護、技術継承
    • 上記のために自動運転車利用者から税金を取る
  • 個人として 原付バイクを所有する

というところでしょうか。

まとめ

ざっくりまとめると、

個人レベル  大幅に税金の支払いを節約できる

       車関連の出費を大幅に減らすことができる

国家レベル  一時的に税収が減るという、ありがたくない状況がしばらく続く

さあ、どうなりますことやら?

未来が楽しみですね。

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