今後の自動車のトレンドは
- 自動運転
- 電動化
- 所有から共有
となるのが確実です。
その影響として、一時的にはとてつもない混乱と影響が出ることが予想されます。
その中で、弱点を克服することができれば、長期的には好ましい変化が起こることが予想されます。
今後、自動車が世の中に及ぼす影響(予想)
初期
- ガソリンスタンドが減る
- 石油メーカーが淘汰される
- 自動車メーカーが再編される
- 雇用が減る
- 税収が減る
- 駐車場が減る
- その他、メンテナンスに関わる仕事が要らなくなる
- 税収減で道路補修が出来なくなる
中期
- 共有経済に向けた車のあり方が出来上がる
- 関連サービスが成長する
- 雇用が生まれる
- 事故が減る
- 税収が増える
最終的に
- 車社会が便利になる
- ただし、今ある自動車産業の多くは転換を迫られる
- 資源や時間やお金の節約につながる
- 今ある形の車を運転できない人が増える
おそらくですが、今後、車を運転できない人がもっと増えるでしょう。
それは、今の形の車を前提とした世の中にとっては大きな損失です。
ただ、未来においては(どのようになる、と確実には言えませんが)車を運転できないことは、馬車を操作できないのと同じ、になる可能性もあります。
そして、将来、自動車の運転は一部の専門家のためのものか、乗馬のように趣味の世界のものになります。
- 公道を走るオートレース
- 軍事
- 資源採石や土木工事
- 農林漁業
- 運送業
こういった職業にとっては、運転免許が必要となり続けるでしょうが、それ以外は基本的に要らなくなるかもしれません。
今よりぐっと運転免許が必要な人が減る、ということは、当然、自動車教習所も相当減っていくはずです。
こうした変化によって期待できるものとしては、
- 車の維持費の削減
- 土地の有効活用
- 新しい自動車関連サービスの向上
でしょう。
一方で、問題があるとすれば、道路インフラが一度破壊されると、影響が甚大になることです。
自動運転が可能になるレベルまで道路が復旧する間、生活の全てがストップしかねません。
対策としては、
無駄を承知で代替手段を考えておくべきだ
ということです。
- 社会として 赤字でもバス路線など公共交通網の維持
- 自動車教習従事者、自動車整備士の一定数の保護、技術継承
- 上記のために自動運転車利用者から税金を取る
- 個人として 原付バイクを所有する
というところでしょうか。
まとめ
ざっくりまとめると、
個人レベル 大幅に税金の支払いを節約できる
車関連の出費を大幅に減らすことができる
国家レベル 一時的に税収が減るという、ありがたくない状況がしばらく続く
さあ、どうなりますことやら?
未来が楽しみですね。