国内の乗用車(軽乗用含む)を生産しているメーカーについて、それぞれの特徴を、整備した経験から分類します(あくまで主観です)
なお、私自身はメーカーにこだわりがありませんが、どちらかというとトヨタと三菱が好きです(整備しやすい)
反対に、日産とマツダは好きではありません(相性としか言いようがないのですが、整備する上で大変な目に合うことがある)
トヨタ
- 国内トップメーカーということもあってか、総合的に優れている
- 壊れても直る確率が高い
- 錆びにくく、耐久性に優れる
- 整備するにはそれ専門の知識を要するクルマを作ったりする
日産
- 新しいコンセプトのクルマを作るが、それが仇となってか扱い方が難しい製品もある
- トランスミッションが弱い
ホンダ
- デザインが尖っている
- そのデザインのために交換メンテナンスが困難になる場合がある
- 構造が独特で、整備士には好き嫌いがはっきりしている
ダイハツ
- 錆びやすい
- 車によって、タイヤの位置の関係で運転が疲れる
- やや細工を施している場合があり、トラブル時には直りにくい
スズキ
- 安価だが、安価ゆえにいろんなところが貧弱にできていることがある
- タイヤの操舵連結部分が弱く、トラブルが多い印象
- 電気系統が弱く、ヒューズ1個飛んだだけで違う箇所にまで影響する
スバル
- 軽自動車を作っていた頃、軽については個性的なものも出していた
- エンジンが力不足のイメージ
- 総じて日常用途で使い勝手が良さそう
マツダ
- 構造がおかしいので、修理しづらい
- 生産体制を刷新しており、特色ある技術も持っている
三菱
- 手を抜かず頑丈に作っている印象
- メンテナンスしやすく、トラブルが少ないが、燃費がよくない印象
- 軽はやや錆びやすい傾向
- 事実上、国内よりは東南アジアなど向けにクルマを作っているメーカー
なお、トラブルが起こりにくそう、価格、乗り心地という観点から、試乗してみて良かった車は何か? と問われたら、
普通車
- エスクワイア
- ビッツ(いずれもトヨタ)
- XV(スバル)
軽自動車
- ステラ(スバル、ただし自社生産していた頃のもの)
といったところになります。
なお、2010年ごろから2019年ごろの車までしか分かりませんので悪しからず。