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番外編|車における快楽主義と禁欲主義|車以外でも当てはまる

2020年6月12日

番外編ということで、今回はものを手に入れるときの考え方についてです。

 

学校で習った考え方だと思いますが、快楽主義と禁欲主義です。

 

ここで、対比のためにストア派とエピクロス派についての考え方を紹介します。

 

 

快楽主義とは?

 

快楽主義とは、ヘレニズム時代のギリシアの哲学者エピクロスが提唱した考え方であり、エピクロス派と言われます。

 

真の快とは精神的なものであって徳と不可分であり、節制に基づく心の平安であるとしたところに特徴があります。

 

心の平安、苦痛がない状態がエピクロスの目指したものでした。

 

ただ、誤解が広がったようで、快楽主義とは快楽に溺れることだ、というイメージが残っているようです。

 

実際は、むしろ自制を求める考え方、と言えます。

 

 

禁欲主義とは?

 

禁欲主義とは、ヘレニズム時代のギリシアの哲学者ゼノンが提唱した考え方で、ストア派と呼ばれます。

 

自らに降りかかる苦難などの運命をいかに克服するかがテーマです。

 

ストア派では、衝動に打ち勝つ手段として、自制心や忍耐力を鍛えることが目的となるため、道徳と倫理の向上という要素も強調されることとなります。

 

ストア派はその後、主流的な考え方として受け入れられていきました。

 

 

あれ?同じこと言ってる??

 

快楽主義にせよ禁欲主義にせよ、基本は節制にあります。

 

細かな違いはあるとは思いますが、目的とするのは、心地よい状態を保つことにあり、その道すじが違うだけのことです。

 

両者とも、徳や道徳について重視していることも似通っています。

 

そこには、怠惰な状態は微塵もありません。

 

堕落し、快楽に溺れるということではありません。

 

徳という要素を中心に置きながら、心の平安を求めるために節制を持って物事に対処する、ということです。

 

 

車を買う前に考えておいて欲しいことはこれ

 

車を買うときにも、これは当てはまるのではないでしょうか?

 

お金を出せば、高い車を買うことはできる。

 

それはお金のいいところです。

 

ですが、大事なことは何かというと、

 

高い車を買うことそのものではなく、車を買う目的(車を買うことで車を通して心の平安を得る)ということのはずです。

 

値段の高さで心の平安が得られればそれでもいいですが、果たしてそうと言えるでしょうか?

 

高いものを買い漁って、身を固めることはできます。

 

ですが、

 

本当に満足できますか?

 

自分で苦労して稼いで買った1000万円の車と、宝くじが当たって買った1000万円の車ではありがたみが違うのと同じで、やり方を間違えると、高い車を買っても心が満たされないばかりか、満たされようとして高い車を永遠に買い続けることになりかねない、ということになります。

 

2つの哲学の考え方で言えば、徳を心の中心に据えて欲しい、ということになります。

 

徳とは、この場合、バランスや相手を思いやる心、自制心であり、したがって、大事なのは車の値段ではなく、本当の意味での心の満足度であり、欲望に支配されないことです。

 

車を買ったことによって心に平安が訪れず、悩みが増えるだけなら、買うべきではありません。

 

どうか、覚えておいてください。

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