クルマで得する話あれこれ since January 6th, 2020

クルマのブログ

ウインドウウォッシャー液

2020年2月9日

補充は簡単です
ウォッシャー液を買ってきて、タンクに入れるだけです
この時、絶対に冷却水のタンクと間違えないで下さい

見分け方

ウインドウウォッシャーのタンク

  •  ウォッシャー液のタンクのフタに噴水のようなマークが書いてある
  •  フタが水色
  •  入っている液体が水色

冷却水のタンク

  •  冷却水のタンクにはだいたい緑色か赤い液体(たまに水色)が入っている
  •  フタを回さないと取れないようになっているか、フタが水色以外の色をしている(国産車の場合)

2リットル入りで500円くらい

それほど高いものではありません
なお、整備工場では、薄めるタイプのウォッシャー液を入れるのに、1リットルで300円(原液で換算すると500ml)以上取られます。つまり自分で入れた場合の倍以上です

  •  薄めるタイプ ウォッシャー液1に対して水1
  •  そのまま入れるタイプ 原液のまま入れる

タンクに入る量(国産車の場合)

  •  軽自動車なら大体1リットルくらい
  •  普通車なら大体2リットルくらい

ウォッシャー液の成分

ほとんど水、添加物としてメタノール
メタノールとは?
アルコールの一種。別名メチルアルコール

大量に飲むと失明したり死亡したりする、飲用不可
メタノールは人体に毒です

ウォッシャー液が目に入ったくらいでは失明しませんが、水で目を洗った方がいいでしょう
また口に入った場合、吐き出して、口をすすいで下さい
飲んではいけません

水でもいいの?

フロントガラスがきれいになればいい、という意味では水でも構いません
ただ、
水だと冬に凍って噴射できなくなります

わざわざウォッシャー液を買って入れるのは、凍結防止のための添加剤が入っているから、という理由が主で、付加的な要素で窓がきれいになるから、ということになります(洗浄成分が入ったウォッシャー液も売られている)

なので、
夏場は水でもいいです
冬場はウォッシャー液を入れてください

ウォッシャーポンプが錆びたり壊れたりしそうな製品は入れないで下さい(ウーロン茶、酸性アルカリ性の強い液体、ゴムを傷めるような強いアルコール製品など。まだ入れたことはありませんが…ウォッカを入れるとどうなるんでしょうね?)

 噴射されない!そんな時は

ノズルにゴミが詰まった

この場合、糸のように細い針金を持ってきて、ノズル口に突っ込み、ノズルの詰まりをとるしかありません
そして、ウォッシャー液を噴射してみて、また針金で掃除して…を繰り返します
これで出ればいいですが、
詰まりが取れない場合もあります
圧縮空気を使える環境なら、エアガンをノズル高に当ててエアーを吹き込む、という手もあります

ノズルが凍っている

ノズルが凍っている場合は、凍った水を溶かせばいいです
といって、熱湯をかけないで下さい(最悪、ガラスが割れるかもしれません)
ドライヤーを使って、鉄板の塗装を焦がさないよう注意しながら、温めれば溶けます

ウォッシャーのポンプが故障している

ポンプはモーター駆動なので、この場合、ポンプを交換するしかありません
簡単に交換できる場合もありますが、普通車だとフロントバンパーを外さないと交換できない場合があります

電気系統のトラブル

ヒューズが飛んでいたり、配線がちぎれていたりすると、ウォッシャー液は出ません
ポンプの駆動音がしない場合、まずヒューズを確認してみてください

そもそもウォッシャー液が入っていない

実はこれが一番多いです(笑

ウォッシャー液が出ないと車検に通りません!(ただし、フロント側のみ出ればいいです)
ウォッシャー液を入れてみても噴射されない場合で、対処法を試したけれど症状が元に戻らない場合
修理工場で見てもらいましょう

なお、ウォッシャーのポンプは滅多に壊れることはありません

ウォッシャー液、どれがいい?

世の中にいろんなウインドウウォッシャー液が売られていますが、どれを選んだらいいか迷いますよね?

私なら、

  • 洗浄成分が入っていないタイプ(その方が少し安い)
  • 薄めるタイプ(その方が原液を予備にとっておけるかも)
  • できれば中性タイプ(見つからなかったら普通の弱アルカリ性でいい)

を選びます

そもそも、ウォッシャー液自体、そんなに高くないのでどれを選んでもいいですけどね

あげるならコレ

ウォッシャー液が入ってなかったことが原因で視界不良、そして事故、なんてことも…

だから、ウォッシャー液、補充しておきましょうね!