補充は簡単です
ウォッシャー液を買ってきて、タンクに入れるだけです
この時、絶対に冷却水のタンクと間違えないで下さい
見分け方
ウインドウウォッシャーのタンク
- ウォッシャー液のタンクのフタに噴水のようなマークが書いてある
- フタが水色
- 入っている液体が水色
冷却水のタンク
- 冷却水のタンクにはだいたい緑色か赤い液体(たまに水色)が入っている
- フタを回さないと取れないようになっているか、フタが水色以外の色をしている(国産車の場合)
2リットル入りで500円くらい
それほど高いものではありません
なお、整備工場では、薄めるタイプのウォッシャー液を入れるのに、1リットルで300円(原液で換算すると500ml)以上取られます。つまり自分で入れた場合の倍以上です
- 薄めるタイプ ウォッシャー液1に対して水1
- そのまま入れるタイプ 原液のまま入れる
タンクに入る量(国産車の場合)
- 軽自動車なら大体1リットルくらい
- 普通車なら大体2リットルくらい
ウォッシャー液の成分
ほとんど水、添加物としてメタノール
メタノールとは?
アルコールの一種。別名メチルアルコール
大量に飲むと失明したり死亡したりする、飲用不可
メタノールは人体に毒です
ウォッシャー液が目に入ったくらいでは失明しませんが、水で目を洗った方がいいでしょう
また口に入った場合、吐き出して、口をすすいで下さい
飲んではいけません
水でもいいの?
フロントガラスがきれいになればいい、という意味では水でも構いません
ただ、
水だと冬に凍って噴射できなくなります
わざわざウォッシャー液を買って入れるのは、凍結防止のための添加剤が入っているから、という理由が主で、付加的な要素で窓がきれいになるから、ということになります(洗浄成分が入ったウォッシャー液も売られている)
なので、
夏場は水でもいいです
冬場はウォッシャー液を入れてください
ウォッシャーポンプが錆びたり壊れたりしそうな製品は入れないで下さい(ウーロン茶、酸性アルカリ性の強い液体、ゴムを傷めるような強いアルコール製品など。まだ入れたことはありませんが…ウォッカを入れるとどうなるんでしょうね?)
噴射されない!そんな時は
ノズルにゴミが詰まった
この場合、糸のように細い針金を持ってきて、ノズル口に突っ込み、ノズルの詰まりをとるしかありません
そして、ウォッシャー液を噴射してみて、また針金で掃除して…を繰り返します
これで出ればいいですが、
詰まりが取れない場合もあります
圧縮空気を使える環境なら、エアガンをノズル高に当ててエアーを吹き込む、という手もあります
ノズルが凍っている
ノズルが凍っている場合は、凍った水を溶かせばいいです
といって、熱湯をかけないで下さい(最悪、ガラスが割れるかもしれません)
ドライヤーを使って、鉄板の塗装を焦がさないよう注意しながら、温めれば溶けます
ウォッシャーのポンプが故障している
ポンプはモーター駆動なので、この場合、ポンプを交換するしかありません
簡単に交換できる場合もありますが、普通車だとフロントバンパーを外さないと交換できない場合があります
電気系統のトラブル
ヒューズが飛んでいたり、配線がちぎれていたりすると、ウォッシャー液は出ません
ポンプの駆動音がしない場合、まずヒューズを確認してみてください
そもそもウォッシャー液が入っていない
実はこれが一番多いです(笑
ウォッシャー液が出ないと車検に通りません!(ただし、フロント側のみ出ればいいです)
ウォッシャー液を入れてみても噴射されない場合で、対処法を試したけれど症状が元に戻らない場合
修理工場で見てもらいましょう
なお、ウォッシャーのポンプは滅多に壊れることはありません
ウォッシャー液、どれがいい?
世の中にいろんなウインドウウォッシャー液が売られていますが、どれを選んだらいいか迷いますよね?
私なら、
- 洗浄成分が入っていないタイプ(その方が少し安い)
- 薄めるタイプ(その方が原液を予備にとっておけるかも)
- できれば中性タイプ(見つからなかったら普通の弱アルカリ性でいい)
を選びます
そもそも、ウォッシャー液自体、そんなに高くないのでどれを選んでもいいですけどね
あげるならコレ
ウォッシャー液が入ってなかったことが原因で視界不良、そして事故、なんてことも…
だから、ウォッシャー液、補充しておきましょうね!