中古車を見るポイントは4つ
- 車のコンディション
- 購入の時期
- 下取りの有無
- 車の価格
車のコンディション
- 内装
- エンジン
- トランスミッション
- アブソーバーの状態(乗り心地)
- ボディの痛み具合
- 事故歴
- 修理歴
この中で、エンジン、トランスミッション、アブソーバーの状態は走ってみないと分かりません
特に見落としがちなのはトランスミッションです
買ってみたら変速しづらくてすぐ修理が必要だった、ということの無いよう、注意しましょう
購入時期
普通車なら月末を避けて月初に購入
軽自動車なら3月末の購入を避けて4月2日以降に購入
これはいずれも、自動車税・軽自動車税を抑えるためです
車が売れる3月だと中古車が欲しい人も多いので、即断で売買契約を結んだ方がいいかもしれません
下取りの有無
これは値引きに関係します
なお、車に資産性を求めるのは難しいので、高値で売りたいのなら早めに売ることをオススメします
車の価格
税金で得をする額の範囲があります
ただし、青色申告ができる人・法人に限ります
30万円未満
青色申告法人である中小企業者または青色申告をしている個人事業主は、経費として一括で処理できる
50万円未満
環境性能割(2019年10月より導入された税。自動車取得税に代わるもの)は50万円以上の車に課税されますので、50万円未満の車なら非課税になる
4年落ちの中古車を決算の翌月に買う
普通車の法定耐用年数は6年とされていて、4年落ちの車ならば、耐用年数は2年。定率法で償却する場合、耐用年数2年の資産は1年で償却できるので、4年落ちの中古車を買った方が同じ額の新車を買うよりも税金面でお得になる
ただし、この場合、決算月から1ヶ月以内に買った方がいいです
減価償却を考えると、そうした方が税金で得をします
なので、購入の際の戦略としては
法人の場合
できるだけ傷んでいない、30万円以下の車を買う
又は、
できるだけ傷んでいない、4年落ちの車を、決算後1ヶ月以内に購入する
個人事業主の場合
できるだけ傷んでいない、30万円以下の車を買う
一般のサラリーマンの場合
できるだけ傷んでいない車を買う
あと、これは全員にあてはまりますが
- 車種が普通車なら何月でもいいが、月末の登録は避けたいので月初に買う
- 車種が軽自動車なら、3月末に購入するのを避けて4月2日以降に登録されるように買う
となります
まとめ
車を買うときはどうしても車そのものに目が行きがちですが、購入のタイミングを変えるだけで得をします
ぜひ、やってみてくださいね!