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クルマのブログ

駐車場はどこへいく

2020年1月26日

 さて、駐車場の話です

 車を使うとなると、その置き場も必要ですよね

 今回は駐車場について考えます

駐車場はいらなくなるか

車庫証明

 新車を買う時、よくわからない手続きの一つに車庫証明があります

 車庫証明の申請代理だけで自動車販売店に料金を取られたりしますよね

 あるいは行政書士に頼んでも費用がかかります

 なんで車庫証明が必要なんでしょう?

車庫証明の意味

 どうやら、車庫証明は路上駐車や違法駐車を減らし、秩序を守ることを目的としていて、それを通して交通を円滑にし、万が一の危険を無くすことで国民の利益を守る、ことを主旨としているようです

 でも、この制度が無くなったからといって、すぐに違法駐車が増えるんでしょうか?

 駐車スペースに置いてくださいね、置かないと罰金ばかりか法律違反で罪に問われますよ、という理屈はわかりますけど…

 行政側としては駐車取締りに人員を割かれたくないのかな、と思ってしまいます

 地域によっては車庫証明がいらない地域もありますし、車の所有者間で不平等が起きている!

 そこまでいうならきちんと駐車場業者との契約関係まで年1回調べてくれ、じゃないと制度がスカスカだ!

 とまで思うのですが…

ちなみに費用は?

 車庫証明申請時に必要な費用 普通車 2100円 標章交付手数料 500円 合計 2600円

               軽自動車 標章交付手数料のみ  500円

※ 地域により額が多少違います

 車庫証明申請代行手数料の相場 8000 〜 20000円

 車庫証明を自分で警察署に提出すれば、申請代行手数料はかかりません

 新車・中古車を買う時、「自分で車庫証明出します」と一言、販売店に言えばいいです

 (そのかわり、お店によってはイヤな顔をするところもあるかもしれませんけど…)

 車庫証明の書き方については、ネットで調べられます

 詳しくは他のサイトをご覧ください

 申請用紙については、ネットでダウンロードできますので、それを使いましょう(各都道府県警察のHPをご覧ください。『〇〇県警 車庫証明 用紙』で検索すればヒットします)

 ただ言えるのは、 

 地図を書いたり、ハンコを押したり、提出しに行ったり受け取りに行ったりする手間がかかります

駐車場が関わる車庫証明の規定

 自動車の使用の本拠の位置と保管場所(駐車場)との距離が、2キロメートル以内であること

 自動車の使用の本拠の位置というのは、自動車を使用している人の拠点のことです
 個人の場合は自宅、法人所有の場合は事業所や営業所などと車庫の間の距離が2キロメートル以内であること、となります

 つまり、使用の本拠の位置から半径2キロ以内に駐車場がないといけない

 個人で車を使うときも、法人の場合も、手近に駐車場がないと困るわけです

 だって、そういう制度になっているから…としか言えないですけどね…

 また、裏を返せば、不動産業にとってはそれがちょっとした土地でも駐車場に転用できる、という利益の裏付けになっていたとも言えるでしょう

 土地を持て余した個人にとっても、いざとなれば駐車場転用できる、ということで利益になっていたはずです

 ですが、それが原因で買収がうまく進まず、土地が細々と細分化したままなのではないか、とも思うのですが(不動産に詳しい方の情報をお待ちしております)

個人が車を持たなくなったら…(以下、予測になります)

 駐車場が減る

 土地が流動化する?

 

 個人では駐車場がいらなくなる可能性もありますが、ライドシェアの事業者が駐車場を確保する必要が出てきます

 となると、かなり広い土地を探さないといけなくなるんでしょうか?

 ともかく、土地取引が増えるので、土地というものは流動化するだろう、と思うのですが

そもそも駐車場になる経緯は?

 では、なんでわざわざ土地を駐車場に変えてしまうか、というと、それは、

   他に利回りがいい運用先がないから

 という場合が多そうです

 実際、駐車場の収益リターンは条件がそれぞれ違うので一概には言えませんが、年4〜5パーセントの収益が上がる、という宣伝がされています

 月極駐車場とコインパーキングでは状況が違うようで、それぞれの土地の周辺環境だったり交通量だったり地価に左右されます

 ただ、ほとんど費用といっても機械類の費用だけですし、管理も管理会社を間に立てることもできます

 各種手数料を引いても仮に3パーセントほど残るような経営をすれば、少なくとも土地を遊ばせているだけよりはちょっとした副収入ぐらいにはなりますよね

ただ、駐車場が必要なくなることで、駐車場として成り立たなくなった場合、どうなるのか?

  •  空き地が増える?
  •  それとも有効活用される?
  •  不動産・コンサルタント業が儲かる?

どうなるかはちょっとわかりません

空き地が増えたらどうなるか

  •  税収が減る
  •  管理する人がいないので周辺に迷惑がかかる

 とにかく、代わりに空いた土地で何をするかが問題となりますね

駐車場を利用する側としては

  •  駐車場探しが大変になる
  •  駐車場料金が上がるかもしれない

 マイカーがありよく他の駐車場を利用する人 コスト増
 マイカーがあり他の駐車場は利用しない人 コスト関係なし
  マイカーなしの人 コスト関係なし

 特にコインパーキングは、ほっといても収益が上がるので駐車場にしている場合が多い

 それが成り立たなくなった場合の土地の有効活用、と言っても…

  •   自販機を置く?
  •   レンタルトランクルームにする?
  •   資材置き場にする?
  •   アパートを建てる?

 土地の流動化はいいことだとしても、その活用法が決まらないのでは意味がないですね

今後どうなる?

 だったら、今ある駐車場をライドシェアの拠点にすればどうでしょう?

 単独で広い土地を探さなくても済みますし、特に都市部に置いては都合がいいはずです


 そうなっていけば、おそらく、大手業者による駐車場の買収・チェーン店化が進んでいくのではないか、と私は思います

 あるいは、空き地を買い集めつつライドシェア業に乗り出す不動産業が出てきてもおかしくないですね

 とにかく、個人向けの駐車場については、今までどおりか減少していき、増えることはないはずです

まとめ

 車の使い方が変われば、乗り方も変わりますから、土地の使い方も変わるはずです

 現状では、車は所有して乗るものである、という前提のままの制度です

 状況が変わっていった時には、きちんと法律も変えていかないと、日本の市街地は活用されない空き地だらけになってしまうでしょう

 まずは車庫証明の制度が変われば、自動車売買も土地活用も企業活動も流動化しやすくなるはずだと思うのですが…

 みなさんはどう思いますか?